10日にカルロ・アンチェロッティ監督の解任を発表したナポリは11日、ジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督の就任会見を開いた。その模様を『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
混沌としたナポリを率いることを決めたガットゥーゾ監督は、「私が引き受けたのは、ナポリが近年、イタリア、そしてヨーロッパで主役だからだ」と話した。
アンチェロッティ前監督は、新監督にとって師匠以上の存在だ。
「この数日は簡単ではなかった。状況が分かっていたからだ。カルロに自分の決断を伝えなければいけなかった。カルロは私にとって父だ。彼と一緒に、いくつもの勝利を手にしてきた。今日、電話をしたよ。6年前にこの仕事を始めたときから、困難なときになるといつも彼に電話した。今日も男・アンチェロッティを見せてくれた。このチームの良いところと悪いところを伝えてくれたね。偉大な人物であることを再び示した。ただ、比べてないでほしい。彼は世界一になった監督だ。私はまだ41歳の若輩者だ。これから証明しなければいけないことがたくさんある。カルロはすでにたくさんのことを証明した。彼が成し遂げたことの10%でもやれたらと思う」
新生ナポリの目標はどこにあるのだろうか。
「ヨーロッパの舞台から外れるわけにはいかない。そこが目標だ。カンピオナートでは現在、良い状況にない。ただ、勝ち点を取り戻していかなければいけない」
ナポリはズラタン・イブラヒモビッチの獲得に興味を持つクラブの一つだ。
「自分の選手たちについて話したい。今からイブラヒモビッチやロナウド、ロナウジーニョの話をするのは簡単すぎる。彼らはアンビリーバブルな選手だ。ただ、私は自分の選手について話す」
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— Official SSC Napoli (@sscnapoli) December 11, 2019