マレク・ハムシク復帰は好感触か
ナポリは19日、クラブ公式サイトでワルテル・マッツァーリ監督退任と、フランチェスコ・カルツォーナの監督就任を発表した。
2022/23シーズンのセリエA優勝クラブであるナポリは、ルチアーノ・スパレッティが去り、リュディ・ガルシア体制でリスタートしたが、シーズン序盤から調子が上がらず、第14節からマッツァーリが指揮を執っていた。1月には大型補強をしたもののナポリの不振は続き、第25節ジェノア戦で引き分けたことで監督解任を決断し、カルツォーナを招へいすることが決まっている。
カルツォーナはかつてナポリのアシスタントコーチを務めていた指導者で、現在はスロバキア代表監督をしている。ナポリは今季限りの兼任監督という形で呼び戻したようだ。
同時にレジェンドのマレク・ハムシクをスタッフとして呼ぶという報道も出ているところだ。
19日、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が『スカイ』で次のように語った。
「マッツァーリは友人であり、友人を解任することは心が痛む。困難な状況でこの仕事を引き受けてくれたことに感謝を示し亜。ただ、私はナポリとファンに、いつも最良のものを与える必要がある」
「そしていま、フランチェスコ・カルツォーナに場所を与え、支援することが大事だ。彼はサッリのときもスパレッティのときもここで経験しているから、グループの8割を知っていると言える」
「(ハムシクとは、)今日は連絡をしていない。ただ、マレクはこの復帰というアイディアを魅力的に考えてくれている。彼は何年もミランやユヴェントスといったトップクラブの誘いにノーと言ってここに残った人物だね」