ミランのFWズラタン・イブラヒモビッチが、『スポルトメディアセット』のインタビューに応じた。『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
今年1月にミランに復帰したイブラヒモビッチは、来シーズンもミランで戦うかが注目されているところ。スウェーデンに戻るという話も出ている。
イブラヒモビッチは次のように語った。
「前にミランにいたのは10、11年前のことで、当時は若かった。だから、以前のミランとは違う。今はみんなに年寄りだと言われるけど、結局大事なのは、ピッチで何をするかだ。前のミランとは明らかに違う。組織は完全に変わった」
「それに、目標もおそらく違うだろう。最初のミランは、トップを見据えていた。そういった意味で、今のミランは10年前とは違うと言っているんだ。ただ、過去のことを考えるべきじゃなくて、未来についてだね。できる限りのことをしていく。ネガティブに考えてはいけない。できる限り助けになりたい」
「もし残らないのであれば、過去のミランじゃなくなったからということではない。6カ月前にここにきたときは、そのときの状況があった。情熱と助けたいという意欲できた。オレはトップを争うミランが見たい。チャンピオンズリーグでプレーし、カンピオーネがチームにいる。勝利の経験を伝えることで、チームを助けたかった。若手のときにオレが経験したようにね。今はあと2、3週間で、できるだけのことをしないとね」
イブラヒモビッチは、自身の去就についても語っている。
「来シーズンは正直分からない。ライオラはまだカルチョを楽しんでいるかと聞かれ、イエスと答えた」
「残留が望みか? 目標次第だね。ヨーロッパリーグは目標じゃない? オレはマンチェスター・ユナイテッドに行った。ヨーロッパリーグだったよ。そして優勝している。プレーするためには、目標と気持ちが必要だ。契約のためにプレーするわけじゃない。戦って結果をつかむためにやるんだ。ミランから連絡があったか? 誰からも連絡はないよ」