ズラタン・イブラヒモビッチとジャンルイジ・ドンナルンマだけでなく、ミランでは多くの選手がクラブの決断を待っている。20日付『トゥットスポルト』が取り上げた。
今シーズンで契約が切れるイブラヒモビッチと、その1年後に契約満了となるドンナルンマは、今夏の去就が注目されている。しかし、将来が決まっていないのは彼ら2人だけではない。13人もの選手が、来年夏までに契約満了となる状況だ。
特にGKのポジションは将来が不透明だ。ドンナルンマはこの夏に契約延長か移籍の決断が待っている。そのほかに兄のアントニオ・ドンナルンマも2021年までの契約。アスミル・ベゴビッチは今シーズンでレンタル期間が終了。アストン・ヴィラにレンタル中のペペ・レイナは、1年後に契約満了だ。
契約が今シーズンで終了するのは、イブラヒモビッチだけではない。ルーカス・ビリアとジャコモ・ボナヴェントゥーラについては、退団がほぼ確実だ。
ディフェンスラインではシモン・ケアーがレンタルで加入中だが、こちらは完全移籍に向かっているものとみられている。マテオ・ムサッキオは2021年までだが、こちらは契約満了までミランで続ける可能性がある模様。リカルド・ロドリゲスも2021年まで。レンタル先のPSVが買取を決めるかどうかが注目される。
ハカン・チャルハノールは2021年までの契約だが、同紙は契約延長が唯一確実だとした。ラルフ・ラングニック“次期監督”のお気に入りということで、構想に含まれるはずとみている。アンデルレヒトから加入しているアレクシス・サレマーカーズについても、完全移籍オプション行使で残留となる可能性が高い。
フランクフルトから2年のレンタルで加入しているアンテ・レビッチは、このまま残留へ向かう見通しだ。
そのほかに、今シーズン途中に解任したマルコ・ジャンパオロ前監督は年俸200万ユーロの契約が2021年で満了となる。また、ステファノ・ピオリ現監督も就任時に2021年までの契約を交わしている。