ミランはラルフ・ラングニック氏を新監督に迎えた場合、大きくチームが変わるかもしれない。『トゥットスポルト』は15日、新指揮官候補の補強リクエストを伝えた。
ラングニック氏は否定したものの、依然としてミランは同氏にチームを任せる可能性が高いとみられている。そのときは、コーチングスタッフだけでなく、選手も大幅に変更となるはずだ。
ズラタン・イブラヒモビッチの退団が濃厚と言われるミラン。補強資金はそれほど心配ない。GKジャンルイジ・ドンナルンマの放出で、大金が入ってくるためだ。
そのGKのポストには、ナポリのアレックス・メレトが挙がっている。23歳の同選手はナポリで出番を失っているところだ。また、インテルが関心を示しているウディネーゼのフアン・ムッソも候補だという。
中盤では、ブレッシアのサンドロ・トナーリが最大の目標。ただ、19歳の天才は多くのクラブが関心を示している上に移籍金が高くなることは間違いないため、そのほかの可能性も検討中だ。
また、ドイツの人材に詳しいラングニック氏は、ブンデスリーガからの補強も考えている。まずはアレッシオ・ロマニョーリのパートナーとなるCBとして、フランクフルトのエバン・ヌディカに注目しているようだ。そのほかにセルティックのクリストフェル・アイェル、フライブルクのロビン・コッホもリストアップしているという。
イブラヒモビッチが去る前線には、ビッグネームを加える可能性がある。ナポリからアルカディウシュ・ミリクを獲得する噂が以前から伝えられているほかに、ライプツィヒのドイツ代表ティモ・ヴェルナーを候補に含めているようだ。『トゥットスポルト』は、ヴェルナーの移籍金が5000万ユーロ級になるとみている。
ミランにラングニック氏はやってくるのか。新たなミランに有望株はやってくるのか。今後の動向に注目が集まる。