ミランは2日、同クラブの幹部であるズボニミール・ボバン氏との決別を決めた。『スカイ』などが伝えている。
昨年6月にミランのチーフフットボールオフィサーとなったボバン氏は先月29日付の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』でロングインタビューが掲載された。その中でイバン・ガジディスCEOらを批判するような発言をしている。
ミラン正式発表 マルディーニがテクニカルディレクターに、ボバンがCFOに
ミランは14日、パオロ・マルディーニのテクニカルディレクター(TD)就任と、ズボニミール・ボバンのチーフフットボールオフィサー(CFO)就任を発表した。 以前か...
このインタビューはクラブの許可なくボバン氏の独断で動いたもので、噂されていた内部分裂が公になった形。ガジディスCEOは事態を重くみて、2日にボバン氏らと話し合った。
ミラン、ラングニック招へいで去るのはボバン&マルディーニだけでなく…。主軸にも影響か
クラブ内部で起きている問題により、ミランは再び改革へと動くことになるかもしれない。イタリアメディアに加えて、ドイツ『ビルト』も大々的に扱っている。『スポル...
その結果、ガジディスCEOはボバン氏とわかり合えず。双方の合意のもとではなく、ボバン氏はクビという形でミランを去ることが決まった。『MilanNews』によると、「ボバンとの関係は完全に崩壊」したとのことで「数時間のうちに正式発表があるはず」としている。また、「パオロ・マルディーニもクラブを去ることになるだろう」と伝えた。
SNSでは「#GazidisOut」がトレンド入りするなど、ガジディスCEOに対する風当たりは強まっている。この強硬姿勢は、ミランを良い方向に向かわせるのだろうか。