ピッチ上では別人になるミランの右サイド
8日のセリエA第28節では、ミラン対インテルのミラノダービーが行われる。首位対2位の大一番を前に、ミランのアレクシス・サレマーカーズが『DAZNイタリア』の番組でインタビューに答えた。『MilanNews』がその内容を伝えている。
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「ピッチに立っている時の僕は、オフの時の自分とは別人なんだ。それが負担というわけじゃないけど、みんなに本当の僕を知ってもらえないのは少し残念に思う。ピッチ上では常に100%を出し切るタイプだから、時々感情のコントロールが効かなくなることもある。でも、そこで溢れ出す感情は、ポジティブなものもネガティブなものも、100%僕自身を表しているんだ」
カルチョでの成功と家族への想い
「何より一番うれしいのは、両親を誇らしい気持ちにさせられたこと、そして彼らがより良い生活を送れるよう手助けできたことだ」
「若い頃はいつもサッカーの話ばかりしていたけれど、今は両親も、僕が仕事から戻ったら頭を切り替える必要があると理解してくれている。僕のキャリアにおいて、両親の存在は本当に大きかった。実は父も母も、僕がサッカー選手になることには反対だったんだ」
「何をするにしても、地に足をつけて懸命に働くという教育を受けてきた。それが最も重要なことだと思っている。最近は、自分の子どもを『次のネイマールやロナウド』にしようと躍起になっている親をよく見かける。子どもたちが自分自身のためではなく、親のためにプレーしてしまっているんだ。幸いなことに、僕の両親からはそんなプレッシャーを感じたことは一度もなかったよ」
ボローニャでの経験
「ボローニャを一言で表すなら『サプライズ』だった。ミランから戦力外のような扱いを受けていた時期にそこへ移籍した。それは僕自身の責任でもあったし、当時は自分を見失っていたんだ」
「でもボローニャに着いた時、自分が違いを生み出さなければならないと確信した。一緒に働いた選手たちは、努力することの重要性を改めて気づかせてくれた。ボローニャは僕のキャリアにとって重要なステップだったよ」
ローマでの経験とロマニスタたちへの感謝
「ローマは『成熟』の地だ。カンピオナートでローマと対戦した時の僕の態度が、彼らへの敵対心のように受け取られてしまったけれど、僕はただいつもの自分自身でいただけなんだ。彼らがそれを受け入れられなかったのは理解できる。もし僕がどこかのチームのティフォーゾで、元所属選手があんな態度をとっていたら、同じように反応しただろうからね」
「でも今伝えたいのは、ローマには心から感謝しているということだ。ティフォージや街に対して、悪い感情を抱いたことは一度もない。どのユニフォームを着ていても、僕は常に全力を尽くしてきた」
オフタイムの過ごし方
「リッチとはよくゲームで遊ぶよ。ラファはプレステが好きじゃないから、彼とは別のことをするね。共通して楽しめるものを見つけて、一緒に過ごすようにしているんだ」
SNSのコメントやメディアの批判
「ある記者が、僕のプレースタイルは両親の教育がなっていないからだ、と書いたことがあった。両親もそれを読んでしまったから、本当に悲しかったし、ひどい話だと思ったよ。何度も言い返してやりたいと思ったけれど、そんな連中がわざわざ望むようなことをする必要はないとも思ったんだ」
インテル選手との関係性
「チャルハノールとはずっと良い関係を築いている。ピッチの外でもすごく助けてくれたんだ。彼がチームを去ってからは少し疎遠になったけれど、それは仲が悪くなったからじゃなく、お互いのスケジュールが変わったからだね。今でも時々電話をするけれど、サッカーの話はせずに、たわいもない話をしているよ」
ミラノダービーへの意識
「ミランとインテルのライバル関係は永遠だ。ダービーの週に入った瞬間から、ずっとそのことを考え始める。試合前は誰も喋らなくなるほど集中力が高まるんだ。何を食べるか、どれくらい眠るかといった細かなことが勝敗を分けるから、万全の状態で臨めるよう100%の準備を尽くすんだ」
マッシミリアーノ・アッレグリ監督について
「アッレグリは僕にとって特別で唯一無二の存在だ。彼のサッカー観や立ち振る舞いは素晴らしい。人間的な面でも、僕がこれまで出会った中で最高の指導者の一人だよ。選手への接し方、ジョークの飛ばし方、そして締めるべき時の厳格さ。そのバランスが完璧なんだ。僕が常に100%で走るから、彼は僕のことを『スケッジャ(弾丸)』なんて呼ぶよ(笑)」
共闘した中で最も優れた選手
「一緒にプレーした中で最強なのはエデン・アザールだ。一番驚かされたのは彼の謙虚さだね。モドリッチが来た時のことを思い出したよ。彼は誰に対しても、まるで対等な友人のように挨拶をする。自分を誰よりも上に見るようなことがないんだ。そんな振る舞いができない選手もいるけれど、あのようなカンピオーネが謙虚である姿を見るのは素晴らしいことだよ」
「ディバラにも驚かされた。彼のテクニックは本当に洗練されている。すべてのプレーが常に完璧なんだ。ミスをする瞬間なんて見たことがない。彼は理解力が非常に高いから、一緒にプレーするのが楽しかったよ」

