さらなる補強の可能性は?
ミランの前線補強は、ニクラス・フュルクルクにとどまらない可能性がある。『スカイ』が21日に報じた。
報道によると、ミランは依然としてボローニャのジョシュア・ザークツィーに強い関心を示している。仮にクリストファー・エンクンクを手放すようなことがあれば、交渉が加速する可能性があるという。
ただし、やはりマンチェスター・ユナイテッド側の要求額が高額なため、実現の可能性は高くないと見られている。
一方、マッテオ・モレット記者は、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の“本命”がフュルクルクではなかったと明かした。
同記者は「フュルクルクはコスト的にもプレースタイル的にも最も実現しやすい選手だった」とした上で「アッレグリが個人的に熱望し、自ら動いていた選手がいる。それがモイーズ・ケーンだ」と述べた。だが、「フィオレンティーナが1月に手放す可能性は低く、結局ミランはフュルクルクの獲得に至った」という。
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フュルクルクについては、ミラン加入が秒読みとなっている。ただし、最終的な移籍金は、当初報じられていた額を上回る見込みだ。
『MilanNews』によると、買い取りオプション付きのレンタルで交渉が進んでおり、最終的にはボーナス込みで1300万ユーロに設定された。
なお、ミランは市場のオープンとともに選手登録を行うつもりでいるが、1月2日のカリアリ戦の登録は間に合わない見込みとされている。

