冬のFW補強はうまくいくのか
ミランがウェストハムのニクラス・フュルクルク獲得に急接近しているようだ。『スカイ』などが15日に報じた。
『スカイ』によると、ミランはウェストハムが売り出していたフュルクルクに“売約交渉中”の札を付けたという。ミランはさらにほかの機会があるかを見極めているが、今後ウェストハムや選手側と交渉を重ねて1月に迎えたい意向のようだ。
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これには、サンティアゴ・ヒメネスの状態も関係している。
現在足首の負傷で離脱中のヒメネスは回復が思わしくなく、オランダで専門医の診察も受けた。まだ決断は下されていないが、手術を受ける可能性もある。負傷離脱が長期化すれば1月の移籍は難しい。ヒメネス自身も、ミランからの移籍を望んでいないとされる。
そのため、ヒメネスを売却して大型投資をするというのは難しい。
ザークツィーらは高すぎる?
ミランの前線補強には、他にも様々な候補が挙がっている。『コッリエレ・デッラ・セーラ』によれば、マッシミリアーノ・アッレグリ監督と冬の補強について話し合ったイグリ・ターレSDは、フュルクルクをトップターゲットに据えたようだ。
マンチェスター・ユナイテッドのジョシュア・ザークツィーは費用が高いため獲得が厳しく、パルマのマテオ・ペジェグリーノは移籍金に3000万ユーロほどを要求されるため、1月の投資としては重すぎる。
そこでターレSDは、フュルクルクをレンタルで獲得することを目指す方針だという。
フュルクルクは、ラファエル・レオンともクリスティアン・プリシッチとも異なるタイプのFWで、スタメン出場にこだわることもないとされ、試合の流れを変える“切り札”として期待されているようだ。

