「責任逃れのでっち上げ」と振り返る
11月29日に行われたセリエA第13節、ミラン対ラツィオのジャッジが話題になっている。ダニエレ・アダーニは、「審判という職業が完全に死んだ」と酷評した。
Mad in Italy|イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学[PR]この一戦では、ラツィオが1点を追いかける展開だった後半アディショナルタイムに、ラツィオがPKを獲得しかける状況になった。
しかし、オンフィールドレビューでジュゼッペ・コッル主審が映像を確認したところ、その直前にあったファウルを取り、ミランのFKで試合再開と裁定された。
アダーニは自身のSNSで、「審判という職業が完全に死んだ」と投稿。「第1に、ミランは勝利に値した。第2に、あれは私の目から見ても、絶対にPKではない。第3に、責任を逃れるために何かをでっち上げるような行為は、自らの職業を裏切るものであり、信用を完全に失うことになる。もともと信用などなかったかもしれないが、もはや終わりだ」とこき下ろした。

