FW補強は誰に
ミランのFW補強は、果たして誰になるのだろうか。19日はドゥシャン・ブラホビッチの名前が再び話題になったが、新たな候補者も浮上している。
ミランはノア・オカフォーのリーズ行きが決まり、今夏は大きな移籍金収入を得ている。ただ、サンティアゴ・ヒメネス以外にセンターフォワードがいないことは大きな問題だ。
この数日、ミランはマンチェスター・ユナイテッドのラスムス・ホイルンドの獲得が話題になったが、なかなか進展はない。そこで、再びブラホビッチが注目されている。
マッテオ・モレット記者はファブリツィオ・ロマーノ記者のYouTubeチャンネルで、「ミラン内部で全員が一致しているのはブラホビッチだ。費用的なところが現実的になれば、彼が第一候補であることは確かだ」と語り、年俸面などの問題がクリアされれば獲得に動くとしている。
その上で「ブラホビッチがプランAだが、当然プランBもある。ホイルンド、ニコラス・ジャクソン、ブレール・エンボロらがそれにあたる」と語った。この数時間でアルテム・ドフビクが話題になっていることについては「私のところに新しい情報はない」とした。
有望株に投資も?
一方で、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、ミランがスポルティングCPのコンラッド・ハーダーに注目していると報じた。
ハーダーは20歳のデンマーク人FWで、2025/26シーズンはヴィクトル・ギョケレシュに伴ってクラブで出番が増えることが予想されている。
ミランはブレイク前の引き抜きを狙っているが、スポルティングの要求額は2800万ユーロと安くないため、慎重な判断を求められているようだ。
ブラホビッチも安くない?
ブラホビッチは年俸面が最大の障壁とされているが、クラブ間の交渉もまだ合意には距離がある。
『レプッブリカ』によれば、ミランが用意している移籍金は1500万ユーロだが、ユヴェントスは依然として2500万ユーロを求めている。
市場閉鎖に向けてユヴェントスが値引きすることは十分に考えられるが、現時点ではすぐにまとまるような交渉ではなさそうだ。