フルラーニCEOがターレSDに「ゴー」
ミランが、ドゥシャン・ブラホビッチ獲得のタイミングをうかがっている。『コッリエレ・デッラ・セーラ』によれば、ジョルジョ・フルラーニCEOがイグリ・ターレSDに交渉の許可を出した。
ミランは今夏の移籍市場でFWの補強に動いているが、まだ具体的な話にはなっていない。これは、あえて適切なタイミングを見計らっているからかもしれない。
ブラホビッチはユヴェントスで構想外となっており、今夏の放出候補だ。だからこそ、獲得を狙う各クラブは、移籍市場終盤の“値崩れ”を見越して動いている。ミランもその一つのようだ。
フルラーニCEOは、ターレSDに対して“移籍金は1000万ユーロ以下”という条件でブラホビッチ獲得に動くよう指示したという。これまでに、ユヴェントスがブラホビッチの契約解除を検討しているという報道もあったことから、この金額は不可能ではないと考えているようだ。
ブラホビッチがユヴェントスで受け取る年俸は1200万ユーロで、ミランに限らず、この年俸を支払えるクラブは現在のイタリアには存在しない。ブラホビッチが年俸減を受け入れないことには、移籍金が安くても取引成立は難しいが、ミランはこれからビッグネームを獲得できるだろうか。