コッパ・イタリア決勝で屈したボローニャ指揮官に注目
ミランが来季の指揮官にボローニャのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督をリストアップしているという。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が15日に伝えた。
ミランは今季途中からセルジオ・コンセイソン監督が指揮を執っているが、夏に退任する予定だ。「コッパ・イタリアで優勝すれば何かが変わると考える人もいたが、実際には数週間前にクラブが決断済みだ」と同紙は伝えている。
そんな中、現在ミランが注視しているのが、14日のコッパ・イタリア決勝で敗れたボローニャのイタリアーノ監督だという。今季のボローニャでの功績は高く評価されており、ミランが求める監督像とも一致しており、今後は交渉が本格化する可能性がある。
しかし、ボローニャも2シーズン連続で指揮官を引き抜かれるのは避けたいはずで、セリエA最終節が終わり次第、契約延長に向けて本格的な交渉に入るとされている。
ミランは新監督の条件として、イタリアに精通したイタリア人指揮官というのを挙げている模様。マウリツィオ・サッリ、ロベルト・デ・ゼルビ、マッシミリアーノ・アッレグリとお馴染みの名前が紙面に並ぶ。コンセイソンの後釜は誰になるのだろうか。