クルヴァが怒りの声明
コッパ・イタリア決勝でボローニャに敗れたミランのファンは、クラブの現状に強い失望と怒りを募らせている。クルヴァ・スッドは15日、SNSで18日に行われるセリエA第37節ローマ戦の応援をボイコットすると発表した。
今季カンピオナートで不振が続いたミランは、コッパ・イタリアのタイトルが唯一の希望だったが、決勝ではプレーが冴えず、ボローニャに51年ぶりの優勝を許した。
熱狂的なサポーターグループは、不満を爆発させ、敵地オリンピコでのローマ戦は応援に行かないと宣言。以下のように綴っている。
「昨晩の恥ずべきパフォーマンス、そして今季繰り返されてきた無様な姿。これはアルド・ロッシ通り(ミラン本社)の首脳陣の無能さと、誇りを持たないチームの失態だ」
「日曜日のローマではお前たちを、恥と共に独りにする! この決定は、ここ数日話題となっている馬鹿げた遠征禁止措置の有無とは関係なく下されたものである」
ミランはシーズン終盤になって調子を上げ、良い形でシーズンを終える可能性もあったが、コッパ・イタリア決勝に敗れたことで、再びネガティブな雰囲気に包まれている。