カッサーノに“ゆるされた”3人は?
アントニオ・カッサーノが、Twitchの『Viva El Futbol』でミランに言及した。セルジオ・コンセイソン監督の手腕を称える一方で、チーム力には改めて疑問を呈している。
「ここ1カ月で良くなってきた。システムを変えてからだな。でも、システム自体はそんなに重要じゃない。彼は強い決断を下す勇気があった。それが良かったね」
「あと、メディアとのバトルも好きだ。アイツらはすぐに後任の話をしたがる。いっつもアッレグリ、アッレグリ……。コンセイソンへの敬意がない。仕事に専念させてやれって思う」
コンセイソンのチーム再建にも触れた。
「いまはコッパ・イタリアの決勝に進み、チームを立て直し始めている。だったら、シーズンの頭からやらせてもいいじゃん? クラブが難しいときにきて、すぐに勝ったが、そのあと調子を落とした。やりたいことができなかっただけだろう」
「ヨビッチを掘り起こしたのも彼だ。いまのミランで技術的に一番優れているのが彼だと思う。彼もずっと苦しんできたけど、やっと出てきたね」
その一方で、現在のミランには戦力的に十分ではないと指摘する。
「ミランはスター軍団じゃない。プリシッチ、ラインデルス、メニャンは良いけど、ほかは正直きつい。ラファエル・レオンは5試合に1回活躍するだけで、テオ・エルナンデスも今季はダメダメだ」
「最初にコンセイソンを叩いたのはオレだ。でも、今はもう一度チャンスを与えるべきだと思っている」