カップ戦タイトル獲得に燃えるボローニャ
ボローニャのクラウディオ・フェヌッチCEOが、『ラジオ・アンキーオ・スポルト』に出演し、今季の成果について語った。
ボローニャは現在、セリエAで5位につけている。4位ユヴェントスと勝ち点1差で、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を狙える位置にいる。
また、コッパ・イタリア準決勝ではエンポリに快勝し、決勝進出を決めた。
フェヌッチCEOは、チャンピオンズリーグ出場権とコッパ・イタリア優勝を天秤にかけた場合、どちらを選ぶのだろうか。
「コッパ・イタリア決勝進出は大きな成果だ。オリンピコで決勝を戦うのは夢であり、ボローニャにとって特別な意味がある。なぜなら、あの地で最後のスクデットを勝ち取ったからだ(1963/64)」
「みんなでその夢を一緒に体験することになる。答えは明白だ。もしどちらかを選ばなければならないなら、我々はコッパ・イタリアを手にする方を選ぶ。しかし、そのことは5月14日の週に考えることにするよ」
また、クラブの成長についても語った。
「まずは一試合一試合に集中し、ウディネーゼ戦から目の前の目標に向かって進む。これは長い道のりであり、新オーナー体制の下、セリエBからスタートを切った。我々は、成長を実現するために基盤作りを積み重ねてきた。シニシャ(・ミハイロビッチ)から始まり、その後チアゴ・モッタ、そして現在のイタリアーノに至るまで、結果、プレースタイル、チームの質が徐々に向上してきたのが見て取れる。これは、チームの技術レベルを押し上げる監督たちと、時間をかけて成長した選手たちへの投資によって実現されたプロセスなんだ」
ミランは苦戦必至?
5月14日に行われるコッパ・イタリアの対戦相手はミランだ。ミランはセリエAで低迷しており、コッパ・イタリア優勝でUEFAヨーロッパリーグ出場権を目指しているが、ボローニャは相当なモチベーションを持ってファイナルに臨むことになりそうだ。