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コンセイソン「圧力はモチベーションだが敬意の欠如は受け入れがたい」。インテル戦の3バックは明言せず

アタランタに敗れたミラン

ミランは20日、セリエA第33節でアタランタと対戦し、0−1で敗れた。セルジオ・コンセイソン監督の試合後会見の様子を『MilanNews』が伝えた。

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ダービーが頭に影響したのか

「私がいつも言っているのは、途中から入った選手が少しでもプラスをもたらすべきということだが、今日はそうならなかった。前半は45分間拮抗していたが、最初の20分は今週準備してきたことに比べて、あまりにも低い位置で構えてしまった」

「何年も良い仕事をしてきたチームに対して、アグレッシブさが足りなかった。ポジショニングは悪くなかったが、ラインが低すぎた。最後の15分は良かった。相手陣に多くのボールを運び、最後のパス次第で決定機になり得る場面もあったが、そこでうまくいかなかった。後半は非常に良いスタートを切ったが、相手の最初のカウンターでゴールを許してしまった。その形は、今週しっかり対策していたものだった」

「私にとってはダービーがブレーキになったわけではない。常に“今”の試合が一番大事だ。普段なら途中出場の選手がもう少し何かを与えてくれるのだが、今日はソッティルを本来のポジションじゃない位置に入れてしまったのもある。普段なら出せているアグレッシブさが今日は欠けていた」

ダービーは90分で評価を変える力があるか

「この試合は大事だ。選手たちもその意識を持っている。ダービーであることに加えて、準決勝という意味でも大きい。我々はローマでの決勝に進みたいと思っている」

「ただ、正直に言えば、今日の内容から救える部分は何もない。ミランというクラブにとってはそうだ。スーペルコッパを獲った後、雰囲気があまり良くならず、すぐにベンチの話が出始めた。私には何も変わらない。多少は勝ってきたし、サッカー界に長くいて、プレッシャーはむしろモチベーションになる。このクラブに来られたこと自体は良いが、敬意の欠如は受け入れがたい。最終的には、ミランが2つのタイトルを最後に取ったのはいつか、結果で判断されるべきだ。私に関しては、この6か月間での仕事が全てだ」

敬意の欠如とは、ベンチ交代の噂のことか

「毎日のように話が出ている。まるでここに誰もいないかのようだ。私は別の惑星から来たわけじゃない。監督として14年やってきた。勝利へのプレッシャーは素晴らしいものだし、選手時代にも同じような状況を経験してきた」

インテル戦でも3バックか

「これから試合に向けて準備する。水曜日にどうするか見てみよう。インテル相手にはいつも5人目を加えた守備で対応している。彼らはワイドに展開してくるから、それを意識していく」

コッパ・イタリアの結果があなたの将来にもかかわるのか

「私の将来?(笑) カリアリ戦の時から、毎日のように誰がミランに来るかって話をしている。それは別に私自身はいいけれど、このグループで日々一緒に働いている選手たちにとっては話が違う」

「彼らはあらゆるニュースを目にしていて、そこに安定感はない。我々は今日をしっかり準備して、明日もっと良くなるために努力するべきだ。私にとっては簡単なことではない。なぜなら、私がミランの監督であるということに対して、まるでサッカーに関わってきたことがないかのように扱われているからだ。でもそれは違う。私の将来は何にも左右されない。今はインテルとの試合をどう準備するか、そして2つのタイトルを勝ち取ることを目指す。それが今のミランにとってどれだけ久しぶりのことかを考えてみてほしい。それが“普通じゃない”ということなんだ」

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