追加点取り消しは妥当なジャッジ
ミランは15日、セリエA第28節でコモと対戦し、2−1で勝利を収めた。この一戦では、コモの幻の2点目のジャッジが話題になっている。
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コモのセスク・ファブレガス監督は、試合後の会見で、判定への不満を示した。特に注目されるのは、審判団がオフサイド判定の映像を恣意的なタイミングで止めているという指摘だ。
指揮官の不満に同調するように、コモのニコ・パスも判定の瞬間の画像をSNSに投稿し、「🤔🤔🤔」と絵文字を付けた。
この疑惑について、『DAZNイタリア』で審判解説のルカ・マレッリが説明している。
「このシステムは、選手がアクティブなオフサイドか、パッシブなオフサイドかを判断することはできないが、それ以外は完全に自動化されている」
「どのフレームを使用するかを決めるのは人間ではなく、アシストを出した選手がボールに触れた正確な瞬間を機械が選ぶ。したがって、“1フレーム前”や“1フレーム後”という概念は存在しない。ごくまれにVAR担当者が品質チェックを行うことはあるが、判定に使用するフレームを選ぶことは決してない」