ミラン新戦力に懐疑的な見方
ミランは今冬の移籍市場で獲得したジョアン・フェリックスに大きな期待を寄せているが、その能力に懐疑的な見方をする人物もいる。かつてバルセロナやリヴァプール、アトレティコ・マドリーでプレーしたルイス・ガルシアはその一人だ。
ジョアン・フェリックスは2019年、1億2600万ユーロの移籍金でベンフィカからアトレティコ・マドリーへ移籍。しかし、当初の期待に応える活躍はできなかった。今季もチェルシーでプレミアリーグ12試合に出場して1得点しか挙げていなかった。
しかし、ミランでのデビュー戦となったコッパ・イタリアのローマ戦ではさっそくゴールを記録。ミラニスタの期待は一気に高まった
ルイス・ガルシアは『ESPN』のインタビューで、ジョアン・フェリックスについて次のように話した。
「彼はまだ、現代サッカーにおける重要なことを理解していないと思う。純粋な才能だけじゃ、もう十分じゃないということだ」
「クオリティや技術、プレーのセンスは確かに重要だ。しかし、それだけでトップレベルに到達するのは、もはや難しい。もちろん、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドのような規格外の選手には、この理屈は当てはまらなかったのかもしれない。でも、今どきのサッカーでは、特にアトレティコやバルセロナ、チェルシー、そしてミランのようなクラブでプレーするなら、それ以上のものを出さなければいけないんだ」