新生ミランに手応え
ミランは5日、コッパ・イタリア準々決勝でローマと対戦し、3−1で勝利を収めた。セルジオ・コンセイソン監督が『スポルトメディアセット』と『ミランTV』でコメントを残した。『MilanNews』が伝えている。
ミラン指揮官に就任してから最高の内容だったか
「良い試合だった。気に入らない瞬間もあったが、それも試合の一部だ。これからも努力を続けなければならない。ティフォージに一言伝えたい。今日はチームをしっかり支えてくれた。ここは特別な雰囲気がある。寒い水曜日にスタジアムに来てくれるのは、本当に素晴らしい助けだ。勝利に値する試合だった」
「ティフォージは大きな違いを生む。まるで1人多くプレーしているようなものだ。彼らは僕たちにとってとても重要な存在で、10人目や12人目の選手ではなく、1人目の選手だ。彼らなしではクラブは成り立たない。試合には勝ったが、トロフィーを手にするにはあと3試合ある。今はエンポリ戦に集中だ」
“土台”は見えたのか
「私が言っていたのは、サッカーでも人生でも本質的に大事なことだ。情熱、野心、そして今日よりも強くなりたいという意志だ」
「我々は、自分たちが目指すチームをつくろうとしている。昨日は試合に向けてたった1回しか練習できなかった。サッカーのあらゆる局面を鍛えなければならないが、3日に1回試合があると、そういう時間はなかなか取れない。でも、選手たちはやりたいことを受け入れてくれている。それがありがたい。2点目は、中盤でのボール奪取から生まれたゴールだったが、そこはしっかりと練習してきた部分だ。途中出場した2人もすぐにプレッシングをかけてくれた」
ジョアン・フェリックスがデビュー戦で見事なゴール
「そうだ。でも、トロフィーを取るにはあと3試合ある。今はエンポリ戦のことを考えなければならない。難しい試合になるだろう。カンピオナートでは苦戦しているが、我々はこの道を進み続けたいし、個々の成長がチーム全体にも良い影響を与えるようにしていきたい」
ラファエル・レオンはもっとできるのでは？
「ああ、もっとできる。もっともっとできる。彼には信じられない才能がある。ボールを持っているときに重要なのはもちろんだが、持っていないときも同じくらい重要だ。試合のあらゆる局面でチームに貢献しなければならない。彼にとってコンフォートゾーンを抜け出すのは簡単ではないだろう。でも、私にとって彼の働きは不可欠だ。彼が我々が日々取り組んでいることを理解すれば、まったく別のレベルの選手になれる」
メルカートの影響
「私のポルトに近いチームになれるか？ よりコンパクトで攻撃的なチームを目指している。相手にゴール近くまで来させないようにすることが大事だ。新加入の選手たちがいることで、私が望むスタイルに向けてより良い形で取り組むことができる。例えば、2トップでのプレーも可能になる。ゴールを決め、失点を減らすことが重要だ」
