ローマを下してコッパ・イタリア準決勝へ
ミランは5日、コッパ・イタリア準々決勝でローマと対戦し、3−1で勝利を収めた。タミー・エイブラハムが2得点を挙げたほか、新戦力のジョアン・フェリックスがデビュー戦で追加点を決めている。
注目の新戦力や特に評価されている選手のイタリアメディアの採点を紹介する。
ミラン、ローマ戦の採点
フィカヨ・トモリ
MilanNews:7.5 – 前半は完璧なパフォーマンスを披露し、タイミングよく正確な守備で相手の攻撃を封じた。コンセイソン監督の下で、以前のような集中力と安定感が戻ってきたように見える。後半も好守を続け、特にペッレグリーニへの対応は見事だった。
TMW:7 – ローマが前半の中盤に圧力を強めたが、彼の壁のような守備の前に何度も跳ね返された。ミランに残ったことがチームにとって大きなプラスになった。
タミー・エイブラハム
MilanNews:7.5 – サン・シーロの観客がサンティアゴ・ヒメネスやジョアン・フェリックスの活躍を期待する中、試合を決めたのは彼だった。1点目はテオ・エルナンデスの柔らかいクロスをビリヤードのようにコントロールし、右ポスト際に流し込んだ。前半終了間際には、テオの突破からのアシストを冷静に決めた。
TMW:7.5 – 誰もがヒメネスを待っていたが、試合を制したのはエイブラハムだった。かつて所属したローマ相手に2得点を奪い、相手ティフォージからはブーイング。それは後悔の表れかもしれない。
(→59分) サンティアゴ・ヒメネス
MilanNews:7 – とにかくゴールを決めたいという強い意欲を持ってピッチに入る。味方との連係も良く、前線で積極的にプレー。ジョアン・フェリックスへのアシストは絶妙だった。
TMW:7 – ミランへの移籍を熱望していたように、試合でもその情熱を見せた。ピッチに入るとすぐにプレーに絡み、ジョアン・フェリックスへの見事なアシストを記録。
(→59分) ジョアン・フェリックス
MilanNews:7 – エレガントなボールタッチで観客を魅了。高い技術を生かしてコネのファウルを誘い、イエローカードを引き出す。そして、ヒメネスのアシストから、サン・シーロでの初ゴールを決めた。スヴィラルを冷静にかわし、柔らかなタッチで3-1とする貴重な得点を記録。
TMW:7.5 – たった10分でミランのファンを虜にした。まるでトッププレーヤーのようなループシュートでゴールネットを揺らし、サン・シーロを歓喜の渦に包んだ。新たなスター誕生を予感させる一撃だった。
セルジオ・コンセイソン監督
MilanNews:7 – チームを準決勝へ導き、選手たちのパフォーマンスを引き出した。試合開始時は4-3-3の布陣だったが、途中で得意の4-4-2に変更。交代で投入したヒメネスとジョアン・フェリックスが決定的な3点目を演出し、采配が的中した。全体的に、チームは監督の指示にうまく反応していた。
TMW:7 – 試合の流れを見極め、ローマの高いラインの裏を突く戦術を完璧に遂行。後半に「切り札」として投入したヒメネスとフェリックスが見事に仕事を果たし、3-1の勝利を決定づけた。
ミラン対ローマ:ハイライト動画