EU圏外枠の使い道が決まる
ミランの補強がついに動き出しそうだ。17日に『MilanNews』などが最新情報を伝えている。
FW補強は、マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードを獲得することが困難でターゲットを変更した模様。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が17日の一面で取り上げたように、チェルシーのジョアン・フェリクスが急浮上している。
ジョアン・フェリクスはエンツォ・マレスカ監督のもと、定位置獲得に苦しんでおり、現在はカップ戦要員に近くなっている。そのため、ミランは獲得のチャンスがあるとみているが、チェルシー側は現段階でレンタルを考えていない模様だ。
ラッシュフォード獲得を断念した理由として、ユナイテッドがレンタル移籍に際して給与負担をほとんど引き受けない条件を提示したことが挙げられる。バルセロナやボルシア・ドルトムントも獲得に興味を持っているため、実現が難しいと判断された。
カイル・ウォーカー獲得へ
ラッシュフォードの獲得を断念したことで、マンチェスター・シティからカイル・ウォーカーを獲得する道が開けた。
ミランはEU圏外枠が残り1つ。その枠をラッシュフォードのために取っておいたものの、これを諦めたため、ウォーカーを獲得することができる。ウォーカーはミランへの移籍を強く希望しているため、取引成立の可能性は高い。
『Relevo』のマッテオ・モレット記者は17日夜、「ミランはウォーカー獲得の最終段階に入った。現在ウォーカーはマンチェスター・シティとの契約解除に向けて動いており、ミランは2027年までの契約を用意している」と伝えた。