ジェノアの財政難で争奪戦過熱か
ミランが、ジェノアのモルテン・フレンドルップの獲得に興味を示していることは以前から報じられている。『TMW』の17日の報道によれば、当初の見込みより移籍金が安くなるかもしれない。
ミランはMFの層が薄く、ユスフ・フォファナとタイアニ・ラインデルスにかかる負担が大きい。イスマエル・ベナセルの復帰が近づいているものの、もう1人は欲しいところで、1月のメルカートでの補強が急務だ。
そこで話題になっているのがフレンドルップである。ジェノアは今年夏の時点で、同選手の移籍金を1800万〜2000万ユーロに設定していた。しかし、クラブの財政難が影響し、冬のメルカートでは1500万ユーロ程度で交渉に応じる意思があると言われている。
ただし、ミランが1500万ユーロで獲得できるとは限らない。夏の移籍市場では、ナポリ、リヴァプール、ブレントフォード、ブライトンと、複数のクラブがフレンドルップの獲得に興味を示していたため、争奪戦によって、価格が引き上がる可能性もあるだろう。