イタリア国内が本命、国外も視野に。ベナセル回復に期待しつつ調査中
ミランは1月の中盤補強が注目されている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は13日、2人の有力候補がいると記した。
ミランは中盤の底をタイアニ・ラインデルスとユスフ・フォファナが担当している。2人はほぼ休みなくプレーしている現状で、疲労が懸念されている状況だ。
このポジションはユヌス・ムサとルベン・ロフタス=チークもこなせるが、パフォーマンス面でパウロ・フォンセカ監督の信頼を得られていない。ケヴィン・ゼローリ、シルバーノ・フォスといった若手も計算されていない。
ミランにとって理想的なのは、イスマエル・ベナセルの早期復帰だが、これが難しいようであれば、1月にMFを強化しなければいけないはずだ。
そこでミランがリストアップしているのは、ジェノアのモルテン・フレンドルップと、エラス・ヴェローナのレダ・ベラヤネの2人だという。
現時点で正式な交渉はまだなく、あくまで調査段階とのこと。ただ、どちらもシーズン後半戦に残留争いとなると、主力の放出には応じないだろうと記事は伝えている。ジェノアもヴェローナも経営的に安定しており、すぐに主力を手放して金銭にしなければいけないという状況ではないとのことだ。
そのほかには、リュカ・グルナ=ドゥアト(ザルツブルク)、ジョリス・ショタール(モンペリエ)、ブバカリ・スマレ(レスター・シティ)なども候補とみられている。
ミランは新MF獲得の予算を2000万〜2500万ユーロに設定しているようで、この金額の中で最善の決断を探している。