オランダで経験を積んでいるがまだ得点なし
ミランはパルチザンのマティヤ・ポポビッチ獲得が近づいている模様だが、ここで気になるのは、ほかの期待の才能だ。マルコ・ラゼティッチはどうしているのだろうか。
17歳のポポビッチは、身長193cmの長身アタッカー。トップ下やウイングもこなせる器用な選手とされているが、プロフィールとしては2022年1月に獲得したラゼティッチと重なるところが多い。
ラゼティッチは18歳の誕生日の直後にレッドスターからミランにやってきた。こちらも192cmの長身アタッカーで、ピエトロ・ペッレグリに見切りをつけたあとにやってきた有望株だった。
ラゼティッチは2022年11月に18歳でセリエAデビューを飾ったものの、トップチーム定着はならず。2022/23シーズン後半戦はアルタッハにレンタルされ、今季はオランダのフォルトゥナ・シッタートにレンタルされている。
オランダでもまだブレークしていない。加入後コンスタントに出場しているものの、先発は3回で、いずれも45分間で交代を命じられている。ここまでリーグ戦7試合に出て得点も失点もゼロだ。
19歳の若さでオランダ1部リーグでコンスタントに出場しているだけで十分にポジティブなことだとしても、ラゼティッチはそろそろ結果が欲しいところかもしれない。