ジャンルカ・ロッキ「疑問はあるが、100%でなければ現場に委ねるしかない」
ミランのクリスチャン・プリシッチがジェノア戦で決めたゴールは認められてよかったのだろうか。イタリア審判連盟の責任者であるジャンルカ・ロッキが、このエピソードについて『DAZNイタリア』で触れている。
プリシッチはジェノア戦で決勝点を決めたが、ボールをコントロールする際に腕に当たっていたという疑いが残っている。映像で確認した上で得点が認められており、議論を呼んでいるところだ。
これについて、ロッキは次のように語った。
「VAR導入以来、我々はハンドについて同じように扱ってきた。ハンドが映像で確認されれば介入し、確信が持てないエピソードについては全て同じように扱ってきた。プリシッチのゴールを認めるのは難しい」
「ただ、そうでないと言い切るほどではない。大事なことはVAR担当が細心の注意を払って、最後まで真実を追求することだ。100%断言できなければ、現場の判断に委ねるほかにない」