「ミランは違う代理人と話していた」。タレミ破談の理由を代理人が語る

急きょルカ・ヨビッチを獲得したミラン

ミランは1日、ルカ・ヨビッチをフィオレンティーナから獲得した。なぜメフディ・タレミの獲得は失敗したのだろうか。同選手の代理人がコメントを残している。

ポルトと合意に達したミラン

ミランとポルトは長い交渉の末に合意に達した。もともとポルトはタレミの移籍金を3000万ユーロに設定していたとされているが、ポルトとの契約が残り1年という状況もあり、移籍市場の残り時間が少なくなるにつれて態度を軟化させている。最終的にミランは1500万ユーロほどで話をまとめたようだ。

その後、代理人たちがミラノにやってきて、事前に話し合った条件で契約をまとめるだけだった。だが、そこで全く異なる条件が言い渡され、さらにコミッション料も要求されたため、突然破談になったというのがイタリアメディアでの報じられ方だ。

タレミの代理人の主張

タレミの代理人を務めるペドロ・ピーニョがポルトガル『Record』で何が起きたのかを説明している。『MilanNews』が取り上げた。

「ミランから私に直接連絡がきたことはない。選手側から違う代理人と話していると警告があったが、ミランは2カ月それを続けた」

「タレミに対するオファーは年俸150万ユーロで、我々としてはあまりにも低すぎる。選手としても納得がいくものではないというのが我々の見解だ。だから、コミッション料うんぬんの話も出ていない」

「イタリアではこういった問題があると、ウソでごかまかそうとする。だったらミランは、コミッション料を要求されたという証拠を提示すべきだろう。我々はクラブ間の交渉に干渉したことなどない」

「クラブ間で合意したあとでも、ミランは違う代理人と連絡を取っていた。何が起きたのかさっぱり分からない。クラブが選手の代理人を指定するなんてことがまず世界中のどこにもない。選手との契約が合意しなかったことを正当化するためにスケープゴートを探しているのかもしれないね」

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