カルディナーレが通達とイタリアメディア一斉報道
チャンピオンズリーグ出場権獲得に、ズラタン・イブラヒモビッチとの感動的な別れ。良いムードでシーズンを終えたはずのミランだが、いきなり不安なニュースが飛び込んできた。『スカイ』や『スポルトメディアセット』など、主要メディアが一斉に伝えている。
これによると、ミランはテクニカルディレクターのパオロ・マルディーニとスポーツディレクターのフレデリック・マッサーラが退任になる見通しとなった。
ミランの首脳陣は5日、ミラノ市内のホテルでミーティングを行った。これは事前に予定されていたものだが、そこでオーナーであるジェリー・カルディナーレは、マルディーニらの働きに敬意を示すと同時に、レッドバードは関係継続を望まないと通達。『スカイ』は「正式な発表を待つだけ」とし、すでに決定したことだとみている。
『スポルトメディアセット』はその理由について、具体的なエピソードではなく、「広範囲に及ぶ意見の相違があったと考えるのが自然だろう」と想像した。
特にマルディーニはミラニスタたちに永遠に愛されるアイドル。発表のタイミングは重要とされており、イブラヒモビッチ退団の熱が冷めないうちに済ませてしまうことを考えているようだ。
なお、『MilanNews』は、このディレクター陣解任はステファノ・ピオリ監督の去就に影響がないだろうとしている。ミラン指揮官はレッドバードから気に入られており、ここは変更がないようだ。