まずは前線補強か
18日付け『コッリエレ・デッロ・スポルト』が、ミランの攻撃補強にフォーカスした。『MilanNews』が伝えている。
鎌田大地の獲得は?
同紙によると、ミランは鎌田大地を興味深くチェックしている。移籍金なしで獲得できることは大きな魅力で、イスマエル・ベナセルが長期離脱となったこともあり、パオロ・マルディーニとフレデリック・マッサーラは検討中だとした。
ただ、「あまり考えすぎることはできない」とも付け加えた。鎌田に対してはナポリも以前から興味を示しており、ミランはそこだけに注力することはできないという見方。同時にミランはルベン・ロフタス=チークの獲得にも興味を示していることが報じられており、むしろこちらの方が本命という可能性はある。
補強のプライオリティ
いずれにしても、ミランの優先事項は前線補強だと同紙は伝えた。「1シーズンに20〜25ゴールは期待できるFW」こそ、ミランの最優先になるとみている。
オリヴィエ・ジルーの残留は確実だが、来季は37歳という年齢でパフォーマンス維持はさらに難しくなることが予想される。41歳のズラタン・イブラヒモビッチは今季ほぼピッチに立っていない。ディボク・オリジはまだ未定だが、適切なオファーがあれば放出もあり得るとし、アンテ・レビッチはほぼ確実に放出だとした。
『コッリエレ』が候補としているのは、ロベルト・フィルミーノとアルバロ・モラタの2人。前者はリヴァプールとの契約が今季で満了、後者もアトレティコ・マドリーとの契約が残り1年で、それほど高額にならないとしている。