レッチェ戦後にサン・シーロのロッカールームにきたフランス代表DF
バイエルン・ミュンヘンのベンジャマン・パヴァールは、ミランにやってくるのだろうか。『MilanNews』がこれまでの出来事を振り返っている。
セリエA第31節レッチェ戦で勝利を収めたミラン。試合後、サン・シーロのロッカールームにはパヴァールがいたことが『DAZNイタリア』で報じられていた。フランス代表のチームメートを祝福しにきた形だが、ステファノ・ピオリ監督らほかのメンバーも歓迎したという。
パヴァールはバイエルンとの契約が2024年までとなっており、今夏の去就が注目されているところ。これまでにインテル行きの話題もあった。
それだけに、サン・シーロに現れたパヴァールは、ミランへ移籍するのではないかという噂につながっている。
オリヴィエ・ジルーとの友情
フランス人やフランス語圏の選手が多いミランだが、パヴァールは特にオリヴィエ・ジルーとの絆が深い。2022年11月15日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでは「ジルーにはいつもミランに移籍してこいって言われるよ（笑）」と語り、さらにこう続けていた。
「オリヴィエは、イタリアという国が100％カルチョで生きる国でダービーの熱狂やスクデットを祝うファンのすごさをアツく話していた。最高の友人だから、もちろん僕も彼と一緒にプレーしたいね」
「僕のアイドルはリリアン・テュラム。クラブではセンターで、代表ではサイドバックだった。チアゴ・シウバは年齢を重ねてもトップにいるし、パオロ・マルディーニ、アレッサンドロ・ネスタ、ジョルジョ・キエッリーニもずっと尊敬しているよ」
イタリアメディアに対するインタビューであることを差し引いても、セリエAに愛着があることがうかがえる。
パヴァールの去就
パヴァールは今月、フランス『Telefoot』で契約延長について問われると、「クラブとは話し合っていない。今は自分のベストを尽くしてトロフィー獲得に貢献したい。あとは夏になってからだ」と話していた。
パヴァールがサン・シーロのロッカールームにいてもニュースにならない日はくるだろうか。
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