オルソリーニ「累積リーチ忘れてた」(ゴール取り消し)
ボローニャのリッカルド・オルソリーニが、セリエA第30節のミラン戦を欠場することになる。
ボローニャは8日の第29節でアタランタと対戦し、2-0の勝利を収めた。ただ、この試合でオルソリーニが警告を受けたため、累積により次節出場停止ということになる。
ここまでは普通のことだとしても、警告の受け方が良くなかった。1点リードで迎えた80分、オルソリーニは相手GKがシュートと弾いたこぼれ球を詰めてゴールネットを揺らし、即座にユニフォームを脱いでゴールを祝った。これでイエローカードをもらっての出場停止である。さらに、このゴールはオフサイドのため取り消しとなっており、残ったのは警告だけだった。
その後、オルソリーニは鋭いカットインからゴールを決めて正真正銘のゴールを挙げた。同選手は試合後、『DAZNイタリア』でこう話している。
「咄嗟に反応してしまった。累積リーチだったことを忘れてしまっていた。ミラン戦は大事な一戦になるはずだっただけに残念だ」
飛躍のシーズンを過ごしているオルソリーニは、先月11日のラツィオ戦をコンディションの問題で欠場してから、3試合続けて途中出場となっていた。徐々にプレー時間を増やしているところだったが、ミランにとっては心配事が一つ減ったと言えそうだ。