ミラン専門メディアが2023年のネガティブサプライズに挙げる
ミランはセリエAでのパフォーマンスが著しく低下している。『MilanNews』が、フィカヨ・トモリのプレーにフォーカスした。
18日のカンピオナート第27節でウディネーゼと対戦したミランは、完敗と言える内容で1−3と敗れている。パフォーマンスを酷評されている一人がトモリだ。
『MilanNews』は、「2003年のネガティブなサプライズは、ラファエル・レオンを除けばフィカヨ・トモリだ。ウディネーゼ戦のミスはこの数週間続いているシリーズの最新作。昨年ピエール・カルルとともにミランを支えた一人だが、今季は足を引っ張っている」とした。
フィカヨ・トモリの問題は?
1月に記録的な不振を経験したミラン。1勝2分け4敗という戦績で、2023年初戦のサレルニターナ戦を除くと6試合で18失点という悲惨なできだった。その一つの要因は守護神マイク・メニャンの不在とすることができるが、トモリの低調なパフォーマンスが目立つこの数試合は、すでにメニャンが戻ってきている。よってGKの存在がトモリのプレーに影響しているわけではないと同メディアは記した。
実際、トモリはトッテナム戦で見事な活躍をしていたことにも触れている。そのため、「精神的な問題や新しい役割への順応も理由としてあるかもしれないが、最も可能性が高いのはプレッシャーだろう」と指摘。「フィクは簡単な性格ではない。非常に感情的で、警戒心が強い瞬間と、ミスを犯す不安や怒りの間で揺れ動くタイプだ」とし、「リーグ最強のDFとして軌道に乗せるには、落ち着きと刺激を取り戻す必要がある」と結論づけた。