ファーストレグのリードを守り抜く
ミランは8日のチャンピオンズリーグ・ベスト16セカンドレグでトッテナムと対戦し、0-0で引き分けた。2試合合計1-0で、ミランがベスト8進出を決めている。
サン・シーロでのファーストレグで1-0と先勝していたミランは、ブラヒム・ディアスが間に合って先発。サンドロ・トナーリのパートナーにラデ・クルニッチが入った。
ミランは18分に前半最大のチャンス。直接狙える位置からのFKを得ると、デザインプレーでトナーリが右へパス。ジュニオール・メシアスがフリーになってシュートを放ったが枠の外だった。
前半はほぼ互角の試合展開で、スコア動かず0-0で終了。リードを維持して後半に突入した。
ミランは後半の立ち上がりにジュニオール・メシアスが負傷し、56分にサレマーカーズが投入される。その後も均衡はなかなか破れず、時間の経過とともに焦り出すのはトッテナム。リシャルリソンなど攻撃の選手を入れてリスクを冒してきた。
77分にはミランに追い風。序盤に警告を受けていたトッテナムのロメロがテオ・エルナンデスに対するファウルで2枚目のイエローカードを受けて退場に。ミランが数的優位となった。
最後まで耐え抜いたミランは、1点差を守り抜いて勝ち上がり。2011/12シーズン以来のベスト8進出となった。