テオ・エルナンデスは「75%」「90%」?
ミランは26日のセリエA第24節でアタランタをホームに迎え、2-0で快勝した。ミランが好パフォーマンスを見せたこの試合、現地メディアは誰を評価しているのだろうか。『MilanNews』と『TMW』の採点を取り上げる。
●ミラン、テオ・エルナンデスのスーパーボレーでアタランタ撃破。イブラヒモビッチは今季初出場
どちらも共通しているのは、全体的に採点が高いところだ。ただ、評価は若干異なっている。
まず、先制点を生んだテオ・エルナンデスについては、両メディアとも「7」の採点。『MilanNews』は「90%彼のゴール」とし、『TMW』は「75%」だとした。その上で、ほかのプレーについてもレベルが高かったことを伝えている。
また、マリック・ティアウも両メディアがそろって「7」を付けた。「ホイルンドを喰った(MN)」「前半は慎重に、そして知的に対応した(TMW)」と勢いに乗る若手FWを封じた功績を称えている。
前線は『MN』が「6.5」を連発しているが、『TMW』は「7」が多い。ただ、どちらもブラヒム・ディアスはオリヴィエ・ジルーとラファエル・レオンに比べて1段階低い評価としている。
ジュニオール・メシアスについてはやや意見が分かれるところ。結果として勝負を決める2点目を挙げたが、『MN』はその前のミスを問題視して「6.5」としている。『TMW』はゴールを決めたことを評価して同選手に「7」を付けた形だ。
復帰を果たしたGKマイク・メニャンについては、『TMW』が採点不可とした。
誰かが抜け出るわけでもなく、全体として評価が高いというのは、ミランがチームとして調子を戻してきた証拠と言えるかもしれない。