32歳になった「ナイジェリアのロビーニョ」、現在は5部に
サッカー選手として思い描いていたほどの成功は収められなかったとしても、そのキャリアに胸を張ることはできる。ナディム・オドゥアマディは、その一人だ。
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ナイジェリア人のオドゥアマディは2008年にミランの下部組織に加入。注目の若手だったもののミランで花が開くことはなく、各地へのレンタルを経験。2018年にティラナへ加入する際についにミランを完全に離れた。
現在はイタリア5部リーグに相当するエッチェレンツァのコッレフェッロというクラブに在籍しているオドゥ。『Seried24.com』で次のように話している。
「ミラン時代は夢の中のいるみたいだった。ロッカールームにはフェノーメノ・ロナウドやガットゥーゾ、カフー、マルディーニ、オリベイラ、ピルロ、ネスタなんかが一緒なんだ。当時の僕は18歳で、『オレ、夢でも見ているのかな』って気分だったよ。練習が終わると友達に電話をして、『おい、レジェンドと一緒だったぞ』なんて話したりしたね」
「FWにケガ人が出たりすると、アンチェロッティが僕をトップチームの練習に呼んでくれた。ブラジル人選手たちとは仲良くなった。ロナウジーニョ、チアゴ・シウバ、それにロビーニョ。僕は彼らがくる前からプリマヴェーラにいたけど仲良くしてもらった」
「ある日、僕が恐れ多くも『ナイジェリアのロビーニョって呼ばれていたんです』って言ったら『その通りだ!』って言ってくれたよ。ネスタとピルロにはよくからかわれたし、ガットゥーゾとイブラも同じタイプだったかな」
「レンタルが終わるたびにミランに戻って、いろいろな選手と会った。サパタやケシエは今でも連絡を取るし、ロマニョーリやチャルハノール、カラブリアもそうだね」