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サンドロ・トナーリを例に挙げて移籍の難しさを強調
ミランは4日、セリエA第16節でサレルニターナと対戦し、敵地で2-1の勝利を収めた。ステファノ・ピオリ監督が試合後の『スカイ』のインタビューで、シャルル・デ・ケテラールのパフォーマンスに触れている。
デ・ケテラールは63分から途中出場。惜しいシュートもあったが、GKギジェルモ・オチョアの好守もあってゴールを決めることはできなかった。
それでもピオリ監督はデ・ケテラールのパフォーマンスに好印象のようで、次のように語っている。
「ディアス、シャルル、アドリと、我々のトレクァルティスタは強力だ。今日は途中出場で良いプレーをしてくれた。良い入り方だったし、動き方も良かった。フィジカルも夏よりも良くなっている感じだね。ワールドカップで練習して、メンタル的なリフレッシュもできたようだ。フィニッシュでもう少し運があればよかったが、彼のクオリティは間違いない」
「彼はまだ加入して4カ月だ。そして20歳の若者だ。それが移籍によって、メソッドからトレーニングから仲間から生活まで、あらゆることが変わったことは忘れてはいけない」
「例えてみよう。サンドロ・トナーリというイタリア人が、ブレッシアからミランへ移籍して、今の姿になるまでにどれだけ苦しんだだろうか。ベルギーからミラノではないよ。シャルルはもうすぐ我々を満足させてくれるはずだね」
ガゼッタ・デッロ・スポルトの採点は?
翌日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、デ・ケテラールのパフォーマンスに「6」を付けた。チーム最高評価は1ゴール1アシストのサンドロ・トナーリで「7.5」。最低点はオリヴィエ・ジルーの「5」だった。
ただし、この試合の最高点はサレルニターナから。今冬の新戦力でこの試合がセリエAデビューだったGKギジェルモ・オチョアに「8」が付いている。