3200万ユーロで断られた場合のプランBも用意
ミランがシャルル・デ・ケテラールの獲得に向けて、まとめの作業に入っている。『GianlucaDiMarzio.com』などが伝えた。
報道によると、パオロ・マルディーニとフレデリク・マッサーラは20日にベルギーへ向かい、クラブ・ブルージュと直接交渉を予定している。
ミランが用意している条件は3200万ユーロ。これはボーナス込みの額で、ミランはオファーを引き上げるために現地へ赴くわけではない。この金額を最終的な条件として話し合うために乗り込むという。
長い間デ・ケテラールを狙ってきたミラン。選手側の意思も明らかで、これまでにリーズやニューカッスルへの移籍を断っている。
それでもミランは妥協せず、クラブ・ブルージュがさらに多くの移籍金を望むのであれば、ためらうことなくデ・ケテラールを諦める準備もしているという。具体的には、これまでにも名前が挙がってきたハキム・ツィエクに照準をかえることだ。
また、補強資金に余裕ができることから、新たにMFとDFの補強を検討することができる。そこで浮上しているのが、フランクフルトのエバン・エンディカだ。こちらはシモン・ケアーのコンディション次第でもあるが、ミランの補強リストに載っているものとみられている。
デ・ケテラール加入が決まるのか、それとも別の道を進むのか。ミランにとって20日は重要な一日になりそうだ。