アセンシオはリヴァプールも参戦、マドリー残留も選択肢?
ミランは2列目の補強に熱心だ。この数日で特に話題になっているのが、マルコ・アセンシオ、ハキム・ツィエク、シャルル・デ・ケテラールの3人だろう。
アセンシオについては、ミランが即戦力として最も計算している選手とみられる。ただ、報道によると、簡単な状況ではない。
レアル・マドリーとの契約が残り1年のアセンシオは、現在の年俸550万ユーロを超える条件を希望していると言われている。スペインメディアによると、リヴァプールもアセンシオの獲得に興味を持っており、争奪戦のライバルは強敵だ。さらに、アセンシオは1年間レアル・マドリーに残ってフリーで好きな新天地を選ぶことも視野に入れているとのことで、獲得に向けた障壁は多そうだ。
チェルシーのツィエクについては、ミランが動ける条件が完全移籍オプション付きのレンタルのみ。これに対して、チェルシーは少なくとも完全移籍を義務とするレンタルを要求するものと考えられる。ツィエクのサラリー負担も大きく、こちらも一筋縄ではいかない。
そうなると、最も可能性が高いのがクラブ・ブルージュのデ・ケテラールではないかというのが『トゥットスポルト』の予想だ。
クラブ・ブルージュの要求額は4000万ユーロと非常に高額だが、ヨーロッパでトップレベルの才能であることは確か。そういったタレントがミランの望む選手ということも明らかで、動きがあっても不思議はない。