本命は難航中
ミランのセンターバック補強はどうなるだろうか。『MilanNews』が12日時点の状況を整理している。
ミランの本命はもちろんリールのスフェン・ボトマン。だが、こちらはイングランド勢、特にニューカッスルが大金を用意しているため難航中だ。選手本人はミラン行きを望んでいるとしても、確実視されていた状況から比べると後退した感は否めない。
そこで話題になっているのが、トリノのブレメルだ。ボトマン獲得が厳しくなればなるほど、ブレメルの優先順位は上がる。2人は特徴の違うセンターバックだが、ブレメルもミランが高く評価する選手だ。とはいえ、トリノの要求額が高すぎるというのがミランの印象だという。そのため、金銭プラス選手というのがミランの提示できる条件。そこでトンマーゾ・ポベガの名前が挙がっている。
第3の選択肢
ボトマンは難航、ブレメルはインテル行きなどが話題で、どちらも失敗というケースも想定しなければいけない。『MilanNews』は、第3の選択肢として「シマカンのプロフィール」を挙げた。
「シマカン」とは、昨年にミランが獲得を狙ったモハメド・シマカンのこと。最終的にはライプツィヒへ移籍した現在22歳のセンターバックだ。要するに、伸びしろがあり、対人を恐れることがない、若き有望株ということである。
ミランのセンターバック補強は誰になるだろうか。