テオ・エルナンデスが驚愕のゴール
ミランは15日、セリエA第37節でアタランタと対戦し、2-0で勝利を収めた。11年ぶりのスクデットに王手をかけている。
首位ミランは、スクデットまで残り勝ち点4という状況。ヨーロッパリーグ出場権を目指すアタランタと序盤から互角の戦いを演じた。
試合が動いたのは後半になってから。56分、ボールを奪ってからの速攻でラファエル・レオンが抜け出し、そのままゴールを決めて先制した。
このゴールはボール奪取の時点でファウルがあったのではないかという声もあるが、75分にはミランが追加点。自陣でボールを奪ったテオ・エルナンデスがドリブルで独走。一人で運んで決めきる驚愕のゴールで、文句なしの2点目が入った。
このリードを維持したアタランタは、暫定で2位インテルとの勝ち点差を「5」とし、最終節サッスオーロ戦引き分け以上でスクデットが決まる状況としている。
このあと行われる試合でインテルがカリアリに勝利できなかった場合は、その時点でミランのスクデットが決まる。