ミラン、アタランタ戦は鬼門 スクデットの行方はまだ分からない

ガスペリーニ相手にサン・シーロで未勝利

残り2節となったカンピオナート。首位を走るミランがスクデット獲得に最も近い位置にいるが、まだインテルにも可能性はある。特に、ミランの次節の相手がアタランタというのは注目だ。

近年のミランは、サン・シーロでのアタランタ戦に良い思い出がない。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督がアタランタを指揮するようになった2016-17シーズン以降、ミランはサン・シーロでアタランタに勝ったことがないのだ。

16-17シーズンはどちらも決定打を欠いて0-0で終了。17-18シーズンはクリスタンテとイリチッチのゴールでアタランタが2-0の勝利を飾った。

18-19シーズンは2-2のドロー。ミランはイグアインとボナヴェントゥーラがゴールを決めたが、終了間際にリゴーニに同点弾を許している。19-20シーズンも追いつかれる展開。ミランはチャルハノールのゴールで先制したあと、サパタに同点ゴールを決められた。

20-21シーズンの0-3は記憶に新しい。昨年1月23日に行われたゲームでは、ロメロ、イリチッチ、サパタにゴールを奪われて完敗だった。

ガスペリーニ監督率いるアタランタは、サン・シーロでのミラン戦で2勝3分け無敗。“お得意様”である。

それでも、スクデットを目指すミランは、近年最強のはず。アタランタも攻略して優勝に突き進みたいところだ。

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