恩師エルメス・フルゴーニに魅了された守護神
パルマのGKジャンルイジ・ブッフォンが、若き日の想い出を語った。『ParmaLive』が伝えている。
パルマの下部組織で育ち、その後大きな飛躍を遂げたブッフォンは、13歳のときにミラン加入が目前だったという。その考えを変えた人物が、元パルマGKコーチのエルメス・フルゴーニだ。
のちにFC東京のGKテクニカル・アドバイザーも務めた恩師について、ブッフォンが次のように語った。
「エルメスが僕の人生を大きくかえた。彼が僕をここに連れてきた。当時の僕は、5月くらいまでミラン行きをほぼ決めていたんだ。でも、そこでパルマが出てきた。エルメスの熱意と決心、そして彼の陽気さに影響されて心変わりしたことを覚えているよ」
「彼に出会わなければ、僕のスポーツ人生は変わっていただろう。これまでやってきた以上の方向に変わるのは難しいだろうね。彼の関わり方や見たことのないトレーニングにワクワクした。それがパルマを選ぶという決断になったんだ」