カリアリ戦でも招集外の「期待の若手」
ミランは19日のセリエA第30節でカリアリと対戦するが、マルコ・ラゼティッチ(とサム・カスティジェホ)は遠征メンバーに入らなかった。冬に獲得した新戦力は、いつ出番が訪れるのだろうか。
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ラゼティッチは今週、トップチームの練習に参加した。ただ、ミランにやってきて2カ月が経とうとしているが、まだデビューの機会は訪れていない。それでも、クラブと本人は冷静に状況をみていると、『カルチョメルカート』は伝えた。
報道によると、「ミランは急いでおらず、良い取引ができたと確信を持っている」。ラゼティッチは良くないコンディションでミランにやってきたが、良いトレーニングができているとのことだ。
ミランはカンピオナート残り9試合を決勝戦のつもりで戦うとチーム内で鼓舞している。非常にデリケートな時期だ。そこに冬に獲得した若者を飛び込ませるのは、危ういという判断だ。
そもそも、ラゼティッチは当初プリマヴェーラに所属させるつもりで獲得した。ただ、本人が偉大な選手たちとトレーニングを重ねる資質を持っていると判断されてトップに呼ばれており、日々のトレーニングが成長につながると両者が感じているという。その上で、シーズンの終わりに来シーズンはレンタルに出すかどうかの判断を下すつもりのようだ。
ラゼティッチはセルビアのレッドスターから400万ユーロ+ボーナス100万ユーロ+将来の売却益の10%という条件でミランにやってきた。移籍後すぐ にインテル戦でベンチ入り。18歳の期待の才能ということで、なおさら注目度は高かった。
それでも、18歳の若手と考えれば、現在の状況は特に不思議なことではない。現時点で問題はなく、有望株は有望株のままのようだ。
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