契約満了でパリ・サンジェルマンへ旅立った守護神
昨シーズンでミランを去ってパリ・サンジェルマンへ行ったGKジャンルイジ・ドンナルンマが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』で改めて当時を振り返った。ミランとの最後の電話は、初めて明かされることだ。
ミランとの契約延長に応じず新たな舞台へ
ミランで育ったドンナルンマはイタリアを代表する守護神となった。ミラニスタたちは長く守護神とともに戦うことを望んでいたものの、最終的には契約延長に至らず、フリートランスファーでミランを退団している。
ドンナルンマがミランとの別れを語った。
「ミランみたいなところを去るのは決して簡単じゃない。僕が人間としても選手としても育ったところだよ。ずっと我が家のように思ってきた。でも、そのあと何が起きたかはみんなが知っているとおりだ」
「クラブからの最後の電話は、ほかのGKの獲得を決めた、ということの連絡だった。それで終わったんだ」
後継者メニャンには好印象
ドンナルンマは今でもミランをチェックしている。
「ダービーに勝ってすごくうれしい。うまくいっているみたいでハッピーだよ。一人のティフォーゾとして、情熱を持ってみているよ。このまま最後まで素晴らしいカンピオナートを過ごしてほしいね」
自身の後継者であるマイク・メニャンにも触れた。
「ここまで見事にやっているね。彼のパフォーマンスを称えたい。彼のためにもうれしく思うよ」
PSGではケイロル・ナバスとバチバチ!?
自身はパリ・サンジェルマンでケイロル・ナバスとのポジション争いが続いている。
「みんな最初から歓迎してくれたし、問題はないよ。最初は大変さもあったけど、いまは落ち着いている。僕には新しい挑戦が必要だった。正しい選択だったと確信している。パリ・サンジェルマンは僕にとって運命だったんだと思う。何年も前から僕に興味を持ってくれていた。こうなる運命だったと思う」
「ナバス?こういう形になることはあらかじめ想定していた。彼がどう思っていたかは知らないけどね。でも、うまくいっているよ。みんなが常に自分が重要な存在だと認識している。ケイロルと僕の関係がバチバチなんてウソさ。素晴らしい関係を築いているよ。何も問題はないね」
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