BBはもう二度と…
ミランのステファノ・ピオリ監督は、中盤のコンビに関する考えをより確固たるものにしたかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が13日に伝えた。
ミランはウディネーゼ戦でイスマエル・ベナセルとティエムエ・バカヨコを起用した。これが裏目に出て好パフォーマンスを見せられず、フランク・ケシエとサンドロ・トナーリを投入する形となっている。終盤にズラタン・イブラヒモビッチのゴールで追いついたものの、厳しい一戦は、ミランに疑問を投げかけた。
『ガゼッタ』は、この試合を境に、ピオリ監督がケシエとトナーリをレギュラーとして起用するだろうと主張。少なくとも次節ナポリ戦のような強敵相手の場合、“BBコンビ”の起用はないはずだとした。
ベナセルは一時期に比べてパフォーマンスの低下していると言われている。バカヨコについてはコンディション面だけでなく、ナポリで親しんだ4-3-3のシステムではないことへの戸惑いもプレーに影響しているのだろうという分析だ。
いずれにしても、ピオリ監督が中盤への信頼が揺らいでいるのは確かだろう。『ガゼッタ』は、ヤシン・アドリの早期獲得がやはりあるのではないかと記した。