CL敗退…、限られた予算でケアーの代役確保に専念か
ミランは1月のメルカートでどのような動きを見せるだろうか。『スカイ』が8日時点での展望を紹介した。
1カ月で大きく変化
『スカイ』は11月時点での展望も紹介していたが、そのときとは大きく状況が変わった。
シモン・ケアーが今季絶望の長期離脱となり、センターバックが手薄に。チームはチャンピオンズリーグ・グループステージを4位で終えたため、決勝トーナメント進出による資金的なボーナスはない。その一方で、日程面ではゆとりを持てることになった。
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何よりもケアーの代役
スクデットを目指す上でミランが獲得すべきは、センターバックで間違いない。『スカイ』によると、パオロ・マルディーニらディレクター陣は、この補強にどれだけの予算を出せるのか、上の判断を待っている段階。その間に候補のチェックを続けている。
将来も見越した選択肢としては、リールのスフェン・ボトマンの優先順位が高いという。こちらは21歳と若く、ミランの戦略に一致。アヤックスの下部組織で育った左利きのセンターバックは、長くミランの守備を任せられるかもしれない。
ただ、こちらはシーズン途中の引き抜きが簡単ではなく、予算的にも厳しそう。そこで、ミランは完全移籍オプションor義務付きのレンタルで獲得できる選手を探す可能性が高そうだ。
そこで注目しているのが、チェルシーのアンドレアス・クリステンセンと、マラング・サールだという。そのほかでは、以前から話題になってきたフィオレンティーナのニコラ・ミレンコビッチあたりの名前が挙がる。
いずれにしても、オーナー陣が認める予算内というのが条件。マルディーニらはその決断を待つしかない。
前線はこない?
ズラタン・イブラヒモビッチとオリヴィエ・ジルーの年齢、ケガがちのアンテ・レビッチ、現在離脱中のピエトロ・ペッレグリと、前線にも不安があるミラン。一部メディアはFWの補強を噂しているが、『スカイ』は現時点で計画にないとしている。
ミランは1月のメルカートで優れたCBを獲得することに専念しており、前線に割く資金はないとみている。