トップ下補強に動いているミランは、レアル・マドリーのイスコをメインターゲットにしているようだ。『スポルトメディアセット』などが7日に伝えた。
ハカン・チャルハノールを失ったミランは、トップ下を獲得しなければいけない。まずはアヤックスのドゥシャン・タディッチを候補に挙げたものの、こちらはうまくいかなかった。そこで、イスコが1番手になったようだ。
レアル・マドリーで構想外と言われるイスコは、クラブとの契約が残り1年。レアル・マドリーはこのタイミングで放出したい考えだ。
この状況で移籍金は2000万ユーロ程度になるとみられているが、ミランにとってネックなのは、イスコに対する条件面だという。レアル・マドリーで800万ユーロを受け取っているが、この額はミランにとってあり得ない。選手本人が大幅な減俸を受け入れてでもミランに行きたいと思わないことには、実現は難しいかもしれない。
イスコ獲得が失敗に終わった場合、ミランはライプツィヒのマルセル・ザビッツァーを狙いにいくと言われている。
8日に新シーズンが始まるミラン。ステファノ・ピオリ監督にとってトレクァルティスタは重要なポジションなだけに、早く決めたいはずだ。