ミランのFW補強はどのように進むのだろうか。ズラタン・イブラヒモビッチのコンディションが注目を集めている。
5月9日にひざを負傷したイブラヒモビッチは、スウェーデン代表として出場するはずだったEURO2020を諦めることになった。しかし、このひざの問題は新シーズンのミランにも影響を与えかねない状況となっている。
イブラヒモビッチのひざの回復は芳しくなく、かなり遅れている模様。負傷後の検査で全治6週間と診断されたが、まもなくこの時間が経過することになる。もちろん、6週間で回復することはなく、ミランは今月末まで保存療法で様子をみるとされているが、状況次第では手術を受けることになると言われているところだ。
ミランは新シーズンに向けてイブラヒモビッチの控えを探している。そこで興味を持っていたのがチェルシーのオリヴィエ・ジルーだ。ジルーについて15日に『スカイ』が報じたところによると、すでに選手側はミランがオファーした年俸500万ユーロの2年契約に合意したとのこと。チェルシーが契約解除を受け入れた場合、契約を交わすことになることが確実になったという。
ただ、イブラヒモビッチが保存療法を諦めて手術に踏み切ることになると、復帰に時間がかかるため、新シーズンには間に合わない。その場合は、ジルーのほかにもう1人FWを迎える必要が生じるため、ミランの補強プランに大きな影響を与えそうだ。
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