『レプッブリカ』が9日、GKジャンルイジ・ドンナルンマの去就について、驚きの予想を伝えた。パリ・サンジェルマンへ行くことは決まりだとしても、2021/22シーズンにプレーするクラブがパリ・サンジェルマンではないかもしれないというのだ。
ミランとの契約が満了となるドンナルンマは、この契約を更新せず、新たな挑戦に挑むことを決めた。そして、ミノ・ライオラ代理人が求めてきた年俸1200万ユーロという条件を用意したのが、フランスの強豪パリ・サンジェルマンだ。ドンナルンマのパリ・サンジェルマン加入は、EURO2020前に決定する可能性もあると伝えられている。
だが、『レプッブリカ』は、ドンナルンマがパリ・サンジェルマンからレンタルで放出となる可能性があるとした。
記事によると、パリ・サンジェルマンはトップレベルのGKを複数抱えることの困難を認識している。サルヴァトーレ・シリグとケヴィン・トラップ、ジャンルイジ・ブッフォンとアルフォンス・アレオラのように、ハイレベルな守護神が2人いることでの問題点もあると感じているそうだ。
パリ・サンジェルマンは最近、現守護神のケイロル・ナバスとの契約を更新したばかり。このままいけば、2人がポジションを争うことになる。これに不安があるパリ・サンジェルマンは、獲得したばかりのドンナルンマをレンタルで出す可能性があるという指摘だ。
ドンナルンマに対しては、ローマ指揮官就任が決まっているジョゼ・モウリーニョ監督が早い段階からアプローチしていたと言われている。あり得ない話のようだが、あり得ない取引が幾度となく実現してきたメルカート。ドンナルンマの去就は引き続き注目を集めそうだ。
ドンナルンマ、PSG加入で決着か。EURO前に完了も
ミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマは、パリ・サンジェルマン加入に近づいているようだ。『スカイ』が7日に伝えた。 ミランとの契約延長を見送ったドンナルンマは、...