メニャンの移籍は「事実上完了」
リールのGKマイク・メニャンが24日夜、イタリアに到着した。これにより、GKジャンルイジ・ドンナルンマの今後が注目を集めている。
25歳のメニャンは、以前からミラン移籍が噂されていたフランス代表GK。これまでに、ドンナルンマ放出時にミランへ行くことがクラブ間で合意したことが報じられていた。そんな中、24日に実際にミラノ入りを果たしたことで、守護神の将来が注目されている。
ここまでミランとの契約延長に応じなかったドンナルンマ。以前から獲得に動いているのは、ユヴェントスだと言われている。ドンナルンマの希望は給料面だけではなく、チャンピオンズリーグ出場という野心もあったが、ユヴェントスも無事に出場権を獲得。その意味では、ユヴェントス移籍もあり得る選択肢だ。
ただ、『TMW』は国内のライバルへは行かない可能性もあると指摘。その場合はレアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッドも考えられるとしている。どちらも守護神の変更を考えているビッグクラブであり、ドンナルンマに興味を持っているかもしれない。
ミラノ入りしたメニャンは、25日にメディカルチェックを受ける予定。ミランがリールに支払う移籍金は1700万ユーロ、選手とは年俸300万ユーロの5年契約を交わすとみられている。『TMW』は、よほどのことが起きなければ頓挫はしないとしており、「事実上終了している」とした。